沖縄・八重山・与那国・民謡・清ら歌(ちゅらうた)・島唄

与那国島の子守唄と童謡CD化

   島への思いや土の香りにあふれた

     福里安展『与那国島の子守唄と童謡』

          40数年ぶりにCD化 懐かしいメロディが甦る

なぜ、CDにしたのか

CDジャケット

 『与那国島の子守唄と童謡』が福里安展により初めてCD化された。安展の父・福里武市は1970年に共著『与那国島民謡工工四』(工工四(くんくんし)楽譜)を発刊。『子守唄工工四』も16年かけて編纂したが、レコーディングは叶わず1978年に他界。安展はライブで子守唄の素晴らしさを伝えるようになり、父の夢であった録音を決心。その矢先に(昨年の3月)肺がんを宣告された。
 病気治療中であったが、危機を感じ、何とか早めに父の果たせなかった貴重な唄を伝えたい一心で病を押してCDに収録した。歌詞と楽譜は残っているが音としては残っておらず、
 もし、今、CD化して残さなければ音は消えてなくなってしまうという思いがあった。
                   ようやく、40数年たって『与那国島の子守唄と童謡』のCD化
                   ができ、保存することができた。





本
  • 唄の背景や言葉、旋律も貴重な資料のためCDと併せて本も発行。歌詞や解説、工工四(楽譜)を掲載。
  • 与那国島の子守唄には、~どうぐいわりよ(どうかお休みになってください。)~と古語の敬語で優しく歌われるのも特徴。古語が息づいている。
  • 武市は、子守唄童謡と言えど、正確さが必要であるので、実際にその場所に出かけて地名が合っているか否か一つ一つを調べた。与那国島の子守唄は地名と響き合っている。
  • 言葉の言い回しや旋律・地名などにも興味をもって子守
    唄・童謡の面白さを楽しんでいただければ幸い。
  • 方言の情を旋律にのせて唄ったり聴いたりすることで、
    失われゆく島言葉や子守唄・童謡のよさを思うことに
    つながるきっかけになればと願っている。


福里安展(ふくさと・やすのぶ)プロフィール

福里安展

 1949年生まれ。与那国島出身。沖縄本島豊見城市在住。父は与那国島で著名な民謡の唄い手であり、指導者でもあった福里武市。幼い頃から父の唄う古謡を始めとする島の民謡を聴いて育ち、父が残した島唄の昔の姿を歌い継ぐ活動を続けている。今では島でも唄える人も殆どいない古謡を後世に伝えられる貴重な唄い手である。名手であった父、福里武市譲りの味わい深く温かみのある唄声は、与那国の唄の心を誰よりもよく表していると評される。ここ10年は毎年首都圏での演奏活動を行ってきており、還暦を超えてなお力強く、温かいその唄声で首都圏にもファンが多い。

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TEL / FAX:044-833-7834

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